【設備設計】創業1年目の通信簿
23年11月に創業して1年が過ぎた。あっという間だった気もするが、色々な苦労もあった。起業して最初の年に感じたやって良かった事、苦労したこと、次にやりたいことをお伝えしたい
【やってよかった事】
①物理的に事務所を開設したこと。
リモートや自宅でもやれる設計の仕事だが、ワンルームマンションを事務所として開設した。自分の仕事場所としても活躍したが、それ以外の効果として、仕事帰りに手伝ってくれる人が表れたり、メーカーの人が飛び込みで営業してくれたり、自分が働く以上に人が集まる場所って大事だなと思った。
②チラシを配った事。
開業の挨拶もかねてDMを市内の建築事務所様に展開した。あまり新規開業が無い設備設計業界でチラシを配る事務所は殆どない様で、そのチラシから数件の受注をいただいた。効果的な宣伝だったと思う。
③noteを開設した事
instagram、Xではなくnoteで本当に良かったと思う。適度な文章量で自分の想いを書いて、少しづつ読んでくれる人が増えて、そのつながりで仕事を教えてくれる人とも繋がれた事。お金では買えない大切な投資だったと思う。
【苦労したこと】
①新しい機械設備の習得
機械の勉強を2月頃から初めて、5月から受注を始めた。CAD凡例の作成や計算書のひな型の準備、知識の習得など、それなりに大変だった。でもおかげでセットで受注できるようになって大幅に売り上げに貢献できるようになった。
②人材の育成
CADをやってもらう人を育成したい。そう思って始めたが、設計の作業とCADの作業ってそんなにきれいに切り分けられない。結局設計のことも教えないと、図面を描けるようにはならない事に気づいた。現在5人の方に手伝ってもらっているが、会社が成長するには人の成長が大切だと身に染みた。
③キックオフの打ち合わせ
色々準備して臨むのだが、経験の浅い私ともう一人は即座に質問に答えられない事が多い。本当に不甲斐ない感じもするが、歯を食いしばって耐えるしかない。勉強しなきゃという意欲に変換できるのは少し落ち込んだ後だったりする。
【次にやりたい事】
BIMの活用
2Dって便利だが、集計作業が大変。BIMは覚えるのがは大変だけど、大きな物件をやるチャンスのためには必須になる気がする。少しづつでもやっていこうと思う。